今回は、Twitter上でのチケット譲渡、譲受の注意点を紹介します。
大前提として、
ジャニーズのチケットは、第三者への譲渡は規約で禁止されています。
SNSでチケットを譲り受けるまた受け渡す行為は、公式では認めていません。
取引をする場合は、いかなるトラブルが発生しても全て自己責任となります。
そうはいっても、後が絶えないチケット詐欺。
過去には、他の犯罪に巻き込まれてしまった人もいます。
公式のリセール制度はまだの様子。
そこで今回は、これまでTwitter上での取引の様子を何年間も見てきた経験から、チケット詐欺の見分け方を紹介します。
ここまで、読んでいただいて不快に思われた方は、この先の閲覧は推奨しません。
あくまで、一番は公式からチケットを取得する方法です。
ジャニーズのコンサートチケットをとる方法は、こちらで紹介しています▽
あくまで、ここから先は個人の見解となりますので、自己責任で閲覧して下さい。
また、当方は公式を仲介としないチケットの譲受は非推奨と考えております。
一切の責任を負いませんのでご了承ください。
【詐欺防止】チケット詐欺の見分け方
わたしがこれまでSNS上で見てきた取引の傾向で、チケット詐欺に遭わないための注意点をまとめました。
何れかに該当する場合は、よく注意して連絡を取るようにしましょう。
[box04 title=”チケット詐欺の傾向”]
- 先払いを要求してくる
- アカウントの作成日が最近
- 取引垢のため、どんな人か投稿で分からない
- 何かと判断を急かせてくる
- 確率UPとして他の商品などの購入を勧めてくる
- 個人情報の開示方法が怪しい
- 連絡手段が1つしかない
[/box04]
①先払いを要求してくる
先払いは、ほとんどの確率で詐欺です。
「定価分だけ先払い」という条件をよく投稿で見かけますが、銀行口座に入金は絶対にやめましょう。先払いした後、連絡がとれなくなります。
「ドタキャン防止のために定価分先払い」の場合は、他のアプリを経由することが多いです。その場合も、公演が終了するまでまたは当日チケットを貰うまでは、取引完了通知を押さないようにしましょう。
②確率UPとして他の商品などの購入を勧めてくる
定価譲渡の場合によくある手法です。
「他の商品を購入、サイト登録、または〇〇円分のギフト券の譲渡で確率が上がります。」
実際に譲ってもらった!という人は聞いたことがありません。
空売り(譲れるチケットは持っていないのに、あるように投稿すること)の方が多いです。
また、実際にチケットを所持している場合もあるかもしれません。その場合は、確率が上がっているかもしれませんが、その背景には何十人のファンも同様に譲渡を希望しています。
[chat face=”girl1-e1635678805945.jpg” name=”” align=”left ” border=”none” bg=”red” style=”maru”]公式の当落ですら当選していないのに、数十人の中から選ばれるなんてもっと難易度が高いよ。[/chat]
ある程度チケットの取引をしたことがある人(なくてもファン歴がある人)であれば、定価譲渡で、数十人~数百人からDMが来ることは容易に予想が付きます。
[chat face=”girl1-e1635678805945.jpg” name=”” align=”right ” border=”none” bg=”red” style=”maru”]数百人のDMの相手をするのも、大変そう[/chat]
1人数百円の利益がだったとしても、それが数十人、数百人になれば…
こう考えて、定価譲渡を謳っている人もいます。
③アカウントの作成日が最近
この場合も怪しいです。アカウントを何回か変えている可能性があります。
アカウントの作成日が最近の場合は、他の個人情報も交換することをおすすめします。
[chat face=”girl1-e1635678805945.jpg” name=”” align=”left ” border=”none” bg=”red” style=”maru”]安易に自分の個人情報を渡さないように注意してね[/chat]
④取引垢のため、どんな人か投稿でわからない
チケットの取引は取引垢として、専用のアカウントを作成している人もいます。
取引垢の場合は、他のSNS(活動中のアカウント、LINEなど)も交換することが一般的です。
*他のアカウントも交換出来たから安心、とも限らないから注意してね
⑤何かと判断を急がせてくる
チケットを譲る立場の場合、基本的には急ぐ必要はありません(自分のチケットはあるため)。
支払い方法、取引成立の有無、個人情報の交換を急がしてくる場合は、相手に何らかの理由があることが多いので注意して下さい。
⑥個人情報の開示方法が怪しい
一般的には、譲り手が安心する方法(SNSの交換、アプリ経由など)で交換することが多いです。
免許証などの公的身分証の写真などの交換をお願いされた場合は、すぐに応じないようにしましょう。
仮に相手から送られてきたとしても、写真が加工されたものであったり、他者の身分証の可能性もあります。
チケットの交換の場合、身分証は公演当日に対面で見せ合うことが多い印象です。
⑦連絡手段が1つしかない
Twitterのアカウント以外の交換が出来ない場合も注意が必要です。
サイトやアプリを経由する場合を除き、連絡手段は2つ以上交換するようにしましょう。
【SNS】チケット譲渡のメリットとデメリット
メリット
自力では手に入れられなかった公演に入れる。
これに尽きます。ジャニーズのチケットは、どのグループも高倍率です。
1公演分を当選したら幸運。という場合も数えきれません。
ジャニーズ以外のアーティストは、リセール制度があることが多いです。
ジャニーズの公演チケットは、現地点で公式が仲介する譲受の場がありません。(もちろん、当選者都合によるチケット代の返金はなし)
【リセール制度とは】
当選したものの公演に行けなくなったファンが、他のファンにチケットを譲渡する制度。
公演の運営者(または代理会社)が仲介に入るため、安心してチケットを譲渡出来る
譲った側は、手数料を差し引いた金額で、チケ代が返金される。
デメリット【泣き寝入りになるケースもある】
- 取引詐欺に遭う可能性がある
- 転売が発覚して、入場できないこともある
Twitterで知らない人と取引する以上、当日のドタキャンで公演に入れなかったという話はくあります。
これまで見てきた中で最悪だったのは、取引相手と交換した個人情報を悪用されて、別件の犯罪に使われてしまったケース。
- 当日公演に入れない
- 先払いするも返金はなし
- 個人情報の流出
[chat face=”girl1-e1635678805945.jpg” name=”” align=”left ” border=”none” bg=”red” style=”maru”]どれも苦い思い出になりそうだね[/chat]
また、譲ってもらったチケットが、別の人が既に転売したチケットだったということも聞きます。その場合、例え、本人と譲り手の譲渡方法に問題はなかったとしても、最初にチケットを持っていた人に問題があって、入場できない場合もあります。
話をまとめると、譲り受けたチケットで入場できないこともあります。
近年は警察も公演チケットの詐欺には対応が厳しいようです。
例え被害届を提出しても、取り合ってくれることも少ないため、取引相手が返金する場合はまれです。
(公式経由で手に入れたチケットではないので、当たり前ですよね。)
[chat face=”girl1-e1635678805945.jpg” name=”” align=”left ” border=”none” bg=”red” style=”maru”]オタ友も、数年前に数万円で取引したチケット代が、未だに返ってきてないよ[/chat]
楽しい思い出を作るために、取引をしたはずなのに、本末転倒な結果になってしまうことも多々あります。
ファンになりたての方、SNSをはじめたばかりの方は、SNS上でチケットの取引は絶対におすすめしません。
公式リセール制度は未発表
これだけ危険なのに、なんでチケットの取引をするの?
と疑問に思われる方もいると思いますが、公式のリセール制度はまだないのも理由に挙げられます。
一緒に行く約束をしていた同行者が突然行けなくなった、というケースはよくあります。
わたしも先日、同行者が行けなくなりました。その時の経験談▽
折角余ったチケットを、同じくらいの熱量で応援しているファンに譲るためには、SNSが一番の近道と考える人もいます。
まとめ【すべて自己責任、泣き寝入りしないように】
今回は、チケット詐欺の見分け方を個人目線で紹介しました。
[box04 title=”チケット詐欺の傾向”]
- 先払いを要求してくる
- アカウントの作成日が最近
- 取引垢のため、どんな人か投稿で分からない
- 何かと判断を急かせてくる
- 確率UPとして他の商品などの購入を勧めてくる
- 個人情報の開示方法が怪しい
- 連絡手段が1つしかない
[/box04]
皆さんが、チケット関連で嫌な思い出を作ることが減りますように。